地域の転職情報 | 2022年7月14日

【最新版】岩手県の企業ランキングTOP6!「売上高」と「年収」の2軸で分析

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コンサルタント

神谷 貴宏

3,000人以上の転職をサポートしてきたベテランコンサルタント。大手証券会社、半導体商社、総合人材サービス会社を経て転職支援会社へ入社。「心から満足できる出会い」をモットーに、日々業務に取り組んでいる。趣味はゴルフ。

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岩手県には上場企業が5社ありますが、他にもさまざまな優良企業が存在します。

売上高は、その企業が優良企業か否かを判断する材料のひとつです。

どのような企業がどれくらいの売上をあげているのかチェックしてみましょう。

今回は岩手県の企業力を分析するとともに、売上高の高い企業を6社、平均年収が高い4社をランキング形式で紹介します。

地元の有名企業や優良企業がランクインしているので、転職先を考える際の参考にしてください。

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1.売上高で見る岩手県の売上高企業ランキングTOP6

岩手県に本社を構える企業の中で、売上高が多かった企業をランキング形式で紹介します。

なお、それぞれの企業で公表されている最新の売上高情報を用いてランク付けしているため、比較年度は必ずしも一致しません。(有価証券報告書や公式HPで情報を公表していない企業は除外しています。)

1位 薬王堂ホールディングス(売上高:1,105億3,500万円)

薬王堂ホールディングスは岩手県を地盤に、宮城県、青森県、秋田県に集中して出店している独立系ドラッグストアです。

近年は医薬品や化粧品だけではなく、食品や日用消耗品も積極的に販売しています。

本社所在地:岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢第3地割426番地

業種:小売業
平均年齢:不明
従業員数:862人
公式URL:https://www.yakuodo-hd.co.jp/

2位 株式会社岩手銀行(売上高:453億1,800万円)

岩手銀行は、昭和7年に岩手県主導のもと、岩手殖産銀行として設立された地方銀行です。

その後、陸中銀行や岩手貯蓄銀行を吸収合併し、昭和35年に現在の岩手銀行に名称が変わりました。

岩手銀行は銀行業務のほかに、リース業務やクレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスも行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市中央通1丁目2番3号
業種:金融業
従業員数:1,372人
公式URL:https://www.iwatebank.co.jp/

3位 株式会社北日本銀行(売上高:224億1,200万円)

北日本銀行の前身は、昭和17年に岩手無尽株式会社と盛岡無尽株式会社の合併によって誕生した岩手興産無尽株式会社です。

北日本銀行は3つの小会社とともに、銀行業やリース業、その他の金融サービスとしてクレジットカード業務や信用保証業務などを行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市中央通1丁目6番7号
業種:金融業
従業員数:840人
公式URL:https://www.kitagin.co.jp/index.html

4位 株式会社東北銀行(売上高:135億4,800万円)

東北銀行は昭和25年に設立された地方銀行です。

銀行業務のほか、リース業務などの事業も開始し、平成9年には東京証券取引所市場第二部に上場しました。

平成28年には東北ビジネスサービス株式会社を吸収合併して4つ目の子会社とし、ソフトウェアの開発や販売業務なども行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市内丸3番1号
業種:金融業
従業員数:551人
公式URL:https://www.tohoku-bank.co.jp/pc_index.html

5位 岩手日報社(売上高:108億3,100万円)

岩手日報社は日刊新聞の印刷、発行、販売などを手がける岩手に根差した新聞社です。

新聞以外にも、各種スポーツ大会や音楽、展示会といった文化事業の開催など、広告分野でも事業を展開しています。

明治9年に発行された岩手県初の新聞「巖手(いわて)新聞誌」をルーツとし、2016年には創刊140周年を迎えました。

本社所在地:岩手県盛岡市内丸3-7
業種:出版
従業員数:330人
公式URL:https://www.iwate-np.co.jp/

6位 株式会社ネクスグループ(売上高:48億4,800万円)

株式会社ネクスグループは、本多通信工業株式会社のグループ会社として昭和59年に誕生した会社です。

創業当初は通信回線用機器の設計や製造でしたが徐々に業務を拡大し、富士通などの企業向けにデバイス事業を開始しました(現在は持株会社へ移行)。

その後、平成24年に株式会社フィスコのグループ会社となり、インターネット旅行事業のほか、介護業務支援システムや介護ロボット、農業ICTなどの企画・開発・販売なども行っています。

本社所在地:岩手県花巻市椚ノ目第2地割32番地1
業種:電気機器業
従業員数:12人
公式URL:https://www.ncxxgroup.co.jp/

2.岩手県の高年収企業ランキングTOP5

売上高に続いて、年収で見る企業ランキングTOP4を紹介します。

全体的に金融機関が目立つ結果になりました。

1位 株式会社岩手銀行(平均年収:637.7万円)

岩手銀行は、昭和7年に岩手県主導のもと、岩手殖産銀行として設立された地方銀行です。

その後、陸中銀行や岩手貯蓄銀行を吸収合併し、昭和35年に現在の岩手銀行に名称が変わりました。

岩手銀行は銀行業務のほかに、リース業務やクレジットカード業務、信用保証業務などの金融サービスも行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市中央通1丁目2番3号
業種:金融業
従業員数:1,372人
公式URL:https://www.iwatebank.co.jp/

2位 株式会社ネクスグループ(平均年収:522.5万円)

株式会社ネクスグループは、本多通信工業株式会社のグループ会社として昭和59年に誕生した会社です。

創業当初は通信回線用機器の設計や製造でしたが徐々に業務を拡大し、富士通などの企業向けにデバイス事業を開始しました(現在は持株会社へ移行)。

その後、平成24年に株式会社フィスコのグループ会社となり、インターネット旅行事業のほか、介護業務支援システムや介護ロボット、農業ICTなどの企画・開発・販売なども行っています。

本社所在地:岩手県花巻市椚ノ目第2地割32番地1
業種:電気機器業
従業員数:12人
公式URL:https://www.ncxxgroup.co.jp/

3位 株式会社東北銀行(平均年収:518.5万円)

東北銀行は昭和25年に設立された地方銀行です。

銀行業務のほか、リース業務などの事業も開始し、平成9年には東京証券取引所市場第二部に上場しました。

平成28年には東北ビジネスサービス株式会社を吸収合併して4つ目の子会社とし、ソフトウェアの開発や販売業務なども行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市内丸3番1号
業種:金融業
従業員数:551人
公式URL:https://www.tohoku-bank.co.jp/pc_index.html

4位 株式会社北日本銀行(平均年収:504.8万円)

北日本銀行の前身は、昭和17年に岩手無尽株式会社と盛岡無尽株式会社の合併によって誕生した岩手興産無尽株式会社です。

北日本銀行は3つの小会社とともに、銀行業やリース業、その他の金融サービスとしてクレジットカード業務や信用保証業務などを行っています。

本社所在地:岩手県盛岡市中央通1丁目6番7号
業種:金融業
従業員数:840人
公式URL:https://www.kitagin.co.jp/index.html

3.岩手県の企業力を徹底分析

岩手県の企業や企業を取り巻く環境はどのようなものでしょうか。さまざまな角度から見ていきましょう。

経済成長率は4年連続上昇

平成26年度県民経済計算によると、岩手県の実質経済成長率は1.0%で、名目経済成長率は2.5%、平成23年から4年連続でプラス成長を遂げています。

同年の全国平均は、実質経済成長率-0.3%、名目経済成長率1.3%であることから、全国的平均を上回っているといえるでしょう。

※平成26年度県民経済計算が最新情報(2020年8月27日現在)

労働人口は減少傾向

岩手県の総人口は、昭和36年をピークに減少し続けています。

令和2年の調査によると推計人口は1,214,304人で、前年より14,547人も少なくなっています。

労働人口も同様で、平成22年の国勢調査では679,332人だった労働人口は、平成27年の調査では662,760人。前回に比べて2.5%ダウンしています。

全国平均より高い第一次産業

平成27年度の国勢調査によると、岩手県で農林漁業などの第一次産業に携わる労働者数は全国平均の2倍以上。

製造業や建設業などの第二次産業に携わる労働者も他都道府県に比べて多いことがわかっています。

反対に、サービス業などの第三次産業の労働者は平均を下回っています。

製造業の売上高は横ばい状態

2017年12月の岩手県企業短期経済観測調査結果によると、製造業の売上高は前年比マイナス0.7%、経常利益はマイナス15.5%となる見通しです。

輸送用機器が順調である反面、電気機械分野における中国との価格競争が原因で、ここ数年の売上高は横ばいになっています。

懸念点は東日本大震災の復興需要の減少

2017年12月の岩手県企業短期経済観測調査結果では、非製造業の売上高は前年比マイナス3.9%、経常利益マイナス24.3%になる見通しです。

建築業で人手不足等による問題で着工が延びたため、売上高・経常利益ともに減少しています。

今後は、東日本大震災後の復興復旧関連工事の需要が減少するのではと懸念されています。

4.企業の売上高や年収で企業を絞り込むのは危険

岩手県の上場企業は決して多いとはいえませんが、未上場でも売上高が100億円を超えている企業が複数存在します。

労働力不足の懸念はあるものの、経済成長率は4年連続上昇していて、今後の成長に期待できるでしょう。

しかし、売上高は企業力の指標のひとつに過ぎません。売上高だけを参考にして、転職先を絞り込んでしまうのはいささか危険です。

売上高を念頭に置きながら、転職エージェントで相談してみてはいかがでしょうか。

これまで知らなかった優良企業を紹介してもらえることもあるでしょう。

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岩手の銀行との提携に加え地元企業とも信頼関係を築いているため、大手にはない好条件・好待遇の求人が豊富です。

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神谷 貴宏

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